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Channel: ヨットAdagio”アダージョ” 迷走船長のイジリ倒し日記
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また壊れた油圧センダー

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ここのところ、エンジンキーをonにしても警告ブザーが鳴らず。。。

一度エンジンを掛けた後に止めると鳴る・・こともある・・・。

多分油圧のセンダーだろうなぁ・・・と思い、エンジンキーをONにして、油圧センダーの端子をエンジン本体にアースしたらピーと鳴る。やはりコイツが原因でした。

しかし、エンジンは違えど油圧センダーが壊れたのは都合4回目です。
一度はこれが壊れたのを軽く見ていたら、運悪くオイルクーラーが電蝕でコア抜けし、エンジン焼付け全損をやらかして泣いた経験があります・・・。

ということで、さっさと交換することに。

マリーナ業者のM・Eさんにパーツお願いしたら

P1040541
2日後に入荷。はやっ。 (どうも有難う御座いました)

P1040542
古いセンダー外してみると・・・内部故障なので特に何処が悪いのかは不明。きっとスイッチが張り付いているんでしょう・・・。

P1040543
新たなセンダーはめて終了。 暫くは壊れませんように。。。。。


また台風ですか・・・・

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またまた台風が来そうですね。
なんだか今年は日本が全く別の国にワープしてしまったような気候ですね。

Dsc03432(イメージ写真。。。意味は無いです↑)

雨雨降るなよ母さんが~sprinkle 

いい世の中になったもんだが・・・ 物の価値というのは一体??

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仕事場のファックスが壊れました。

ついでにレーザープリンタも寿命に近くなってます。

ファックス、10年ぐらい使ってますが・・・買ったときはウン十万したような。
レーザープリンタも10万以上したような・・・。

あーあ、また散財でイヤになっちゃうなぁ・・・・と思うが、どれも無ければ仕事にならず。

仕方なくネットで調べてみると

 A4フルカラーレーザープリンタ
 ADFつきコピー機能
 スキャン機能つき
 FAX機能つき
 ネットワークプリンタ仕様無線LANつき

これでなんと6万円。うそでしょぉ????10年前なら100万コースか????

でも更にケチッて価格ドットコムの最安値ネットショップでポチリ。

そして翌日には到着。速い・・・速すぎる・・・・・。

なんだか今まで度々来ていたリ○ーさんとかキャ○ンさんの営業が可哀想になってくる・・・。

それにしても自身初のレーザーフルカラープリンタ。ちっぽけな仕事場でフルカラーコピーが出来る日が来るとは思いもしませんでした。

Dsc03447
さっそく試しコピー・・・(って仕事場でウエストマリンカタログかい!)
ばっちりじゃん。。。写真並みだ。驚き。

ところでこれが6万円ですって。。。。。。
自分的にはちょっと信じられないぐらい安い。

そういえば先日、ボートショーで風船(大型フェンダー)を4個大特価で2万で買った気が。
大型フェンダー4個2万てのはメチャクチャ安い買物したと満足したんですが・・・
うーん、、、所変われば品変わる。物の価値ってのがホントに判らなくなりますねぇ。

航海計画 海図へのルート記入

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我が艇では通常GPSに頼って航海していますが、数ヶ月に一度はGPSは速度計のみの利用にして、海図&ハンドコンパスのみでの航海練習をやっています。

その時にチャートに線を引くわけですが、チャートテーブルが無いと結構つらいですよね。
だから航海前にキャビンで線を引いたあとはクリア下敷きに入れてデッキにもって上がって使ってるのですが、どうしても潮風で汚れてしまいます。

なので、目的地が決まってる場合は、自宅でパソコンPEC等にてルートを引いて、それを印刷して使っております。

欠点は、インクジェットプリンタを使っている為に波を被ると滲んでしまうこと。

そこでフッと気が付いたんですが、先日仕事場で買ったカラーレーザーは水にどうなのかなと??

試しにグーグルマップを印刷し、水に濡らして乾燥させてみたら・・・

P1040558
おお、全く大丈夫じゃないですか。これはいい!

広域を高精細に表示するという意味では紙媒体はやはり超高性能だと感じます。A4サイズ300dpiなんてGPSディスプレイは無いに等しいですし、なにより電気を使わないのがいい。
当日必要な部分の海域を紙出力すれば海図を使い捨て感覚で使えるし、航海中にマジックで書き込んでも惜しくないのもいいです。

今やカラーレーザー最安値のものは2万円台で買えるみたいなので、船に常設したくなってきました。(爆)

放射線。。。。。。。

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今更という感じではありますが、、、買ってしまいました

P1040562_01
家庭用放射線測定器。。。。(放射能マニアじゃアリマセン。仕事でも使うので・・・・笑)

洗剤とかで有名なエステーから販売されてました。

って、洗剤会社が放射能測定器って・・・どんな世の中だ、一体・・・coldsweats02

まずは全然掃除していない職場のエアコンフィルターを測定。
0.06マイクロシーベルト/h。
よかった。OK。。。。(ちょっと安心。)

今度はフネで測ってみます。
なんせ、東京湾に注ぎ込む大河川の河口はホットスポットと呼ばれています。
そしてセシウム君はヘドロに混じっているらしい。
河口でアンカリングすると大量のヘドロがアンカーについてきて、臭い汚いだけじゃなく別の意味で気持ち悪かったデス。
バウのアンカーラインストアの底にはどうしても海底からの砂が溜まるし・・・しかもその場所はVバースに直接面しているので寝るのが何となく怖かったデス。

しっかし、ヨットやりつつ放射能ホットスポットを気にするってのは・・・・嫌な世の中ですなぁ。




放射線part2

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早速フネで測ってみました>放射線

東京都千葉寄りベイエリアはホットスポット・・・と言われていますので、いったいどれ位の値が出るのか興味がありました。

ですが、実際に測ってみると東京23区西部も、東部の江東区も大凡0.05マイクロシーベルト/時。ほぼ関東の平常数値が測定されました。

さて、桟橋は・・・・

P1040578
ありゃ???陸上より全然少ない0.01マイクロシーベルト。

3度ほど計測してもほぼ同じ数値。

海の上だから重金属は沈んじゃっていて相対的に非常に少ないんでしょう・・きっと。

では吹き溜まりっぽいところは・・・?

P1040580
このようなテント地で濾過状態になったところでも0.02・・。想像と全然違う。

では、海底のヘドロは?と思い、アンカーを係留状態で入れてみて引き上げて測定を。

P1040585
おお・・・・全然変わらず。。。。

その後、マリーナで雨が溜まりそうなところとかを無作為に測定するも都内平均よりも少ない感じ。大凡0.03~0.05の間でした。

そんな心配してた訳じゃないけど・・・でも自分で測ってみて凄く安心出来ました。

(注:γ線のみ計測できる家庭用カウンターでの測定でα線・β線核種は測定できないので厳密に「全く何も飛んできていない」という訳じゃ無いと思います。その上、実に簡易的な検査ですので「数値の一人歩き」の無きようお願い申し上げます・・)

寄る歳

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一気に寒くなってきました。

秋のクルーズ・・・を楽しみにしてましたが、秋が無かった印象ですね。

Dsc03510
午後3時も過ぎればつるべ落とし。日も短くなりました。

さて、体調が悪く、その手の施設でお世話になっている実家の母が別の病気で入院手術となり、それの付き添いやらでゴタゴタが続いております。
それにショックを受けたか親父は何となく「老人性うつ」っぽいような雰囲気に。。。
ここでボケられたら「船長!要救助者2名発見!」になってしまうのでそれは避けたいなと。
というわけで、自分の仕事が終わったら夜に実家に行き、話し相手になりつつ、家の掃除などをする「通い同居(介護?)」を当面することに。

そのような訳で、ちょっと海ネタが遠のいております。。。。

それにしても、こういう話を同世代の友人とすると「俺のところもヤバいよ」みたいな話を耳にするようになりました。親のこういう姿を見てると自分の「老後」の2文字をリアルに意識するようになるもんですね・・・。
人間こればかりは順番ですので明日はわが身。
いや、順番なんか無いんですよね。老死だけじゃく、事故死・病死で若く亡くなる人も一杯いるわけで。なので
「誰だって来シーズンなんて生きてる保証は無いんだから、今こそ海で遊んでやる!」
と逆に熱意燃やしたりする迷走船長でした。。。。
(流石に今は病院へ見舞いに行きますが。笑)

シーズンオフ メンテナンス

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ちょっと思うところがありまして、船底の抜本補修をしています。

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とは言ってもとても自分じゃ無理なので業者さんにお願いをしてますが・・・。

一度船底塗料を剥がしてオズモの状態確認し、オズモがあれば補修。凹みや傷をパテ埋めし、最後にエポキシコートの予定です。
キールも全ての錆を落としてFRPで包む工事を同時進行中。

船齢15年なのでガタが来てるだろうな・・・と覚悟してたんですが、ハルは全くと言って良いほどオズモも無く、船底塗料をスクレパーで剥ぐと艶のあるゲルコートが顔を出してきました。
思ったよりも良い仕事してくれていたんだと感心しきり>JeanneauYacht。

各部の電蝕なども特に無く「定期健康診断」は問題なし・・という感じでホッとしました。

本格劣化前に防止策を施せたので、暫くは安心できそうです。

暫くは家庭内の事情でゴタゴタが続いて出航出来ずなので、フネにとってはまさにシーズンオフの骨休めをしてもらってます。


船長初任務

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家庭内でバタバタがあり、更新がのびのびになってしまいました。。。

さて先日、夏に花火大会クルーズにご招待したTちゃんご一家。奥様にヨットを気に入っていただけたご様子で、ご主人に免許を取れとの至上命令が出たとの事。
そしてこの秋、1級を取得され、本日初めて「船長」として出航することになりました。

本日は折角免許取得の勉強をされたんだからと思い、GPSは使わずに海図のみでのクルーズ。

事前にキャビンで海図を広げ、目的地だけを告げて航海計画を練ってもらいました。

さて出航。

P1040644
ハンドベアリングで位置測定しつつ船を進めます。

海に出て30分。コンパスと海図頼りに船を進めますが、進行方向に目的地のブイが見えてきました。当たり前の事ですが、GPS航行と違って小さな感動があります。

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風もよく海も穏やか。
船酔いも無く楽しい一日でした。

Tちゃん、またヨロシク。

ビルジの処理

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グランドパッキン類を使っている艇にはビルジがつきものですよね。

うちの艇ではキールの付け根が10センチぐらい凹んでいてビルジだまりになっているのですが、荒れた海でオーバーヒールした時などにはビルジだまりからビルジが飛び出し、船底を駆け巡ることがあります。
そうすると船底が汚れるし、万一の漏水の場合には何処が漏水箇所か判定できないのが気分的に良くないです。

そこで、ビルジを一箇所に纏める「ビルジボックス」を作成してみました。

P1040646
最初、FRPでBOXを作ろうと思っていたのですが、ジャストサイズの防水タッパが売っていたのでそれを流用することに。

ボックスの水の出入りは水道配管部品を使用。

P1040650
これにビルジポンプ・スイッチを取り付けていきます。
上のホースがシャフトのビルジだまりから延長してきたドレンホース。T字分岐された白いホースはエアコンのドレンです。

何でもないビルジボックスに見えますが、実のところ結構設計に苦労しました。
写真のビルジポンプは最後の一滴まで吸える訳ではなく、必ず水が数センチ残ります。そうすると、ヒールするとボックスから逆流することになります。(この場合、右にヒールするとボックスの中に溜まったビルジがホースの方へ流れてしまいます)

そこで上側のホースのように、ボックスの真ん中までドレンホースを延ばしました。こうすればヒールしてもボックス右側に水が移動するだけで逆流はありません。

また、ビルジポンプから船外までのホースには結構な水が入ります。ビルジポンプがOFFになると、ホースの中の水が逆流してきます。計算上1リットル近くは逆流してきます。

その為に、ボックスが小さすぎると排水~停止~逆流~スイッチオン~排水~~と永遠に繰り返してしまいますので、そうならない様な容積が必要でした。

最後の一滴まで吸う為に、インペラ式のビルジポンプも使ってみたのですが、エアコンのドレンが増えてスイッチオンになると、けたたましい騒音が発生してポンプが回るのでかなり驚きます。その点、ルールの水中式ポンプは無音に近いので、最後の一滴まで吸えない欠点はありつつも使用することにしました。

P1040648
蓋を閉めて電気配線をして終了。(あ、、まだ船外へのビルジホースの設置がしてない写真でした)

これで出るべきビルジは全てこの中に集められて自動処理してくれます。
もし本来のビルジだまりにビルジが発生したら・・・重大なトラブルの予兆と一発で判ります。

安心感が凄く増しました。



出航

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寒い日々が続きますね。

こんな日は気合入れないと出航する気が起きません。。。sweat01

で、ちょっと気合を入れて出てきました。

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風は北よりの追い風で3.2kt。
これじゃ全然進みませぬ。。。

早くも気合が無くなりそう。。。。

そこでジェネカーアップ。

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うーん、見るからに寒そうな空です。。。

でもちょっとだけ速度があがり楽しさが出てきました。

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3.2ktの風で2.4kt出てくれるからジェネカーは楽しいですhappy01

その後、折角の微風なので10回近くジェネカーを出し入れして練習しときました。

いい汗かきました。

ドジャー

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寒いっす。

船の速度を上げると冬の風が身に染みます。

軟弱迷走船長は船の速度低下よりも気合低下の方が問題で、、、ドジャー張りました。

P1040606

じゃーん。

スーパーマルチコートレンズ採用のスペシャルドジャー。

の訳が無いです。単なる劣化です。

ジャノーのマークがドジャーに刺繍されているので進水時からのオプション品なのでしょう。15年以上経過しているのでもう寿命です。。。色んなところが千切れたりもしています・・。

そこでこれを型紙に使い、ドジャーを縫ってみようと思っていました。

ドジャーの部材を積算してみると・・・サンブレラが結構高く、そこそこのお値段に。

多分、1回は失敗し、2-3回作り直して満足いくものになるような予感。

そうすると部材費だけでプロに頼むよりも高くなってしまう・・・・・。

自作か?プロに頼むか???

散々悩んでいたのですが冬風に負けました。作ってる時間が惜しい。。。

そこで何時もお願いしているウルマンセイルの五十嵐さんに依頼を。。

P1040667
何時ものことながらピッタリのサイズの物をサクサクッと作ってくださいました。有難うございます。

今度のは気分を変えてベージュです。が、、、ビミニトップのカバーやジブのUVカバーがネイビーブルーなので、、、ちょっと浮いちゃう配色になっちゃった。ネイビーの方がよかったかなぁ~~。

あけましておめでとう御座います

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あけましておめでとう御座います。

本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

Hinode

正月のマリーナ

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今年の正月は夫婦揃って仕事が結構入っていて出航できず。

でも海に行きたい。。。。

マリーナで「おぞうに・おしるこサービス」を行うとのことを聞き、仕事の合間を縫いながら滅多にフネに来ない家内を連れ出して行ってきました。

P1040671
顔出しすると容赦なく折檻すると脅されて・・・・変なポーズ。写真週刊誌じゃないんだから。。

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フネを見ながらお雑煮を数杯頂いてきました。出汁が凄く美味しかったです。マリーナの皆様、有難う御座いました。

この後、フネでお茶でもと思ったのですが、桟橋に行っただけで「酔いそう」と家内。。
私には揺れを全く感じられないし、そもそも湾マリは日本一静かなマリーナ?と銘打っているですが、、、、酔わして折檻されるのも嫌なので早々に引き上げてきました。ちゃんちゃん。

正月のマリーナ 2日目

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今年は元旦から仕事・・・・。
今日は夜勤明けで帰宅が午前6時。。。
とりあえず去年からの仕事がこれで一段落し、ようやく我が家に正月が訪れた感じです。

今日から2日間休みなのですが、、、

かといって、即フネに行ったら流石に家族に申し訳ないと思い、お昼からドライブに行くことに決定。

さて、何処行こう?????丁度、息子は家内の実家に義父と一緒に里帰りしているので大人の行きたいところに決定できるのだが・・・そうは言っても正月って営業している所は何処も混んでるし・・・・・

何処か無いかと考えていたら、夏にヨットで行った浦賀の「シティーマリーナ ヴェラシス」のレストランが結構美味しかったのを思い出し、そこに行ってみる事に。

って、結局正月ドライブと言っても海から離れられない訳ですがyacht

Dsc041462
ヴェラシスに到着するとレストランは結構繁盛していました。

正月なのでメニューが限定されていたけど・・・・

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このパスタをはじめ、どれもちゃんと作りこんでいる一品でした。
海から来ても陸から来てもイイですね、、、ヴェラシス。

お店の中も装飾も工夫してあり良い雰囲気でした

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3品ほど注文して、どれもハズレ無しで満足満足。

この後、浦賀湾入り口の高台まで車を走らせ、海辺をドライブ・・・

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あぁ、、、海、いいなぁ。  (↑ 奥さんじゃアリマセン。。。。笑)

今年もまたヨットで来たいなっと・・・。


液晶埋め込み型モニタの作成

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私と同じGPS/レーダーを使用している船友人の某船長が
「キャビン内にサブモニタを取り付けた」
とのこと。

Navnet3DはHDMIかDVI入力のディスプレイがあれば、モニタを増設することが出来ます。
また、USB端子に汎用マウスやキーボードを接続すれば、GPS/レーダーをそれらで遠隔操作が可能になっています。

そこで、キャビン内にディスプレイを増設されたのですが・・・・

P1040657

左側に見える配線ケーブルがどうにも気になると某船長。

P1040658
キャビンの戸棚にこのように穴をあけて配線し、ディスプレイを留めたのですが・・・

P1040652
デザイン上にもちょっと浮くなぁ・・・と某船長。

そこで

「それなら、右側のスイッチパネルと同じような雰囲気のものを作り、そこに埋め込んでみたら???」

と提案。

で、、、言いだしっぺは作業をする。という原則のもと、私が作業を請け負うことになりました。笑。

さて、、、どうしよう・・・・。

とりあえず元のパネルの採寸および調査から開始。

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ふむふむふむ・・・2.5mm厚の樹脂パネルの上に0.5mm程度のヘアラインステンレス化粧板で仕上げてあります。

以前、自分の艇で作った配電盤と同じ手法で何とかなりそう・・・・

そこで正確に採寸し、PCドローソフトで設計図を引き、ステンレス加工業者に発注を。

仕様は3mmSUS304ヘアライン板。切り出しはレーザーカットです。

数日後、ステン板が届く。

そこにディスプレイを埋め込む訳ですが・・・・

どうせ作るならキレイにやりたい。

そこで、ディスプレイの表面にはガラス色のアクリル化粧板を取り付けることに。

さて、まずはステン板・・・

P1040676
下処理をするためにマスキングやら何やらを作業。

次いでアクリル板。

P1040673
裏面にモニタと同じサイズの窓をあけ、その周りは黒で塗装。
アクリルの仕様はガラス色&カット&周囲は45度面取り研磨加工で発注。

P1040675
で、、塗装完了。

これを両面テープでパネルの穴に接着。

位置を絶対に間違えられないので、定規を両面テープで貼り付け、これをガイドにしてアクリル板を接着。しばし重石を乗せて圧着。

P1040677
P1040678

ここまで出来ればあとはもうちょっと・・・。

ヨット棚のドアを借りてきているので、そこに穴あけをしてパネルを装着。

下の写真はパネル穴あけ直前の養生&ケガキ線入れ。

ジグゾーで切り取りました。

P1040674
最後に電子機器を装着し、いざヨットへGO。

P1040652_2Before ↑
After ↓
P1092560

P1092554
一体感が出た・・・・と思います。(あくまで主観。笑)

それにしても人様のモノを加工するのは、物凄く気を使うものですね。ケガキ線とかは5~6回チェックしちゃいました・・・・自分のだと、ケガキ線そのものを間違えていたなんてこは日常茶飯事なんですが。。。。


ミシン選び

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ミシン選びについてご質問頂きました。

考えてみると、私が購入した時は自分自身が全くの初心者だったので、ミシンと言っても何を買えば良いかサッパリ?という感じでした。
その為、購入するにしてもサッパリ見当がつかづ、新宿にあるプロショップ(でも激安)を訪問し、サンブレラのティラーカバーを持参し「これを縫うには?」と聞いてみました。

そのようなスタートでしたが、結論としては今使っているミシンは大満足しています。

ただ、全くの初心者が買うにはオーバースペックの物を買ってしまったのも事実です。

それを踏まえ、自分が調べた時に感じたミシン選びについて列記します。

*ミシンの種類*

ミシンの種類には家庭用・職業用・工業用と3種類あります。
ですが一般家庭で使用するには工業用は無理で、家庭用か職業用から選択することになります。

*ミシンの機能*

まず家庭用ミシンですが、これには激安モデル・定番モデル・高級モデルと3つあるようです。
ヨットでミシンを使う場合ですが、「新規に買う」ことを考えると、激安モデルは避けたほうが良いと思います。
その理由はパワーにありまして、Gパンのような生地を数枚重ねて綺麗に縫うのは「博打」に近いらしいです。可能な時もあれば不可能な時もある。手回しで一針づつ縫えばそういうミシンでもそこそこ対応出来ちゃうかもしれませんが、なんせ洋服と違って寸法の大きい物を縫うことが多いですので、ある程度のパワーが無いと「やってられん・・・」となるような気がします。
 そうすると、定番モデルか高級モデルになりますが、高級モデルは不要かな?という気がします。
その理由は、高級モデルはパワーがある事は勿論ですが、刺繍が出来たりジグザグ縫いがコンピューター制御で出来たりします。ですが、まずこれらの機能を使うことは無いでしょう・・・・。自分がミシンを始めてから、市販の洋服の縫い目を気にするようになりましたが、99%の部分は直線縫いとロック縫いの2種類で出来ています。ロック縫いは「ロックミシン」を使わないと結局は満足行かないので、結論として、「ちゃんとした直線縫い」が出来るミシンがBESTという気がしました。
 よって、家庭用ミシンですと、コンピューター式の定番ミシン。価格は5万ぐらいのものを選んでおけば間違いないような気がします。

一方、職業用はと言いますと、、、「直線縫い」しか出来ないミシンです。ですが、フネの洋裁は直線縫いだけでOKだし、厚手の布地を使うので可能な限りパワーがある方が望ましい。
ということで、入手出来るなら職業用が一番だと感じます。

*ミシンの販売店*

ミシン業界は深い闇があるらしいです。ヨットボート界に負けず劣らず?です。

どういう事かといいますと、多くの家庭用ミシンは、メーカー吊るしのマシンがまず用意され、それを「特約店」専用として販売されています。また、その内部を微妙に変えて、大手洋裁店のオリジナルミシンとして専用品が何種類も売られています。事実上、機能も内部構造も同一のものです。更にはネット用としても同じ機種が名前を変えて売られています。

ただ、困ったことに、ミシンの修理をしようと思うと、メーカーに依頼しても直接は修理してくれないようです。「特約店に依頼してくれ」と言われるらしいのですね。
んで、ネット用の品物は特約店では扱ってくれないらしい・・・・要するに特約店か、大手洋裁店オリジナルミシンしか、修理や保守がままならない構造が出来ているようです。
その為、「ミシン修理店」というのが存在するようです。
非常に複雑怪奇です・・・・・。

*ミシンの価格*

これも深い闇があるようです。基本、定価があるのですが、凡そ4割引きぐらいで普通に売られています。かと思えば全く同じ内容のものが名前を変えて倍の価格で売られていたり・・・・。

でもまあ通常のお店での販売価格で5万円台の家庭用ミシンが普通に使うにはオールマイティに使えるようです。

*ミシンのメーカー*

沢山あるようでも、事実上は4社という気がします。

 ジャノメミシン  国産の良いミシン作ってる気がします。

 ブラザー 細かな機能が沢山ついてますが、パワーでいうと他社より微妙に弱い?

 JUKI  職業用でのトップブランドです。家庭用のもやっぱり良い物が多いよう?

 ジューキ ロックミシンの鉄板メーカー。職業用もJUKIと人気を二分。

 尚、JUKIとジューキは元々同じメーカーだったのが喧嘩別れしてしまったらしい。

*で、、、何を買ったら良いのか*

私はジューキの職業用「エクシムプロ9600」というのを購入しました。
職業用の中で一番パワーがあるとのことが選択理由。

でも一般的には職業用はJUKIの「シュプールシリーズ」がトップ人気のようです。
新品ですと6万強~8万台で入手できるようです。
一つ古いTL-98SP(シュプール98)ですとオークションなどでも沢山出ています。
98型は職業用では定番中の定番みたいで、これを買っておけば間違いない製品のようです。ただ、1998年製らしいので、そろそろ保守部品も尽きてきているという噂も聞きます。

一方、家庭用ですと
 JUKI エクシードシリーズF300
これは布の送りとモーターが非常に強力で、厚手の布を縫うなら非常に評判高いらしいです。価格は5万円半ばぐらいだと思います。
その他、ジャノメ・ブラザーにも定番商品があるのですが、ヨットの場合は厚手の布との戦いになるので、殆ど価格が一緒ならJUKI エクシードF300っていうのが良いよ・・と言われました。ネットでググッても非常に評判高いようです。

*販売店*

最初、全くの無知だったので指導料も込みと考えて、新宿の「ミシンプロ」さんに行って相談し、結局そのまま購入となりました。
でも1年経過した今でも正解だったとは思っています。値段も凄く安かったし・・・。

一方、修理メンテに不安を覚えネットショップで買うのは抵抗がありましたが、、、洋裁趣味として多用するなら兎も角、ヨットの修理やDIY程度なら(職業用なら)そうそう壊れることも無いような気がします。
それを考えると、「整備済み」などと書かれた中古がヤフオクなどに沢山出ていますので、そういうのでも良かったかも?

*シロートミシン男子の勝手な結論*

サンブレラ3枚重ね程度ならば家庭用ミシンでもそこそこ行けるんじゃないか?という予感がします。(やったことないので、あくまで予感です)

その一方、サンブレラ末端を三つ折縫いし、それに更に補強テープを縫ったりすると職業用でも「やばいかも」と思う瞬間が何度もあります。
そういう意味で、職業用ミシン買っておけば「諦め」がつきますね。

あと、糸の問題があります。
昔、KAZI誌で読んだのですが、国内某有名エンクロージャー製作業者のインタビュー記事ですが、起業当初に作ったドジャーが数年後に糸が切れてバラバラになるトラブルが相次いで起こり大変な事になった・・・とのことです。原因は糸が紫外線に負けて切れてしまった為です。
その為、耐UV糸を海外から仕入れ、それ以降トラブルが無くなったと書いてありました。

ですが、この糸が普通には手に入りません・・・ユザワヤとかに行っても聞いた事無いと言われますし、ネットでもそういう糸は殆ど見かけません。

唯一見つけたのがリパーブという糸。(木下資材さんで取り扱い有り)

ただ、これを使うためには太目の針が必要になります。

その針は職業用ミシンでも最大に太い針になります。(家庭用ミシンは太い針が使えません。というか物理的に存在しません)

つまり・・・・・そういう耐久性のある糸を使うためには針が太くなければならず、必然的に職業用ミシンを選択することになります。

逆に、そういうのは諦め、糸が弱くなったらまた修理をする・・・。厚手の場所は時間をかけて縫う・・・。多少の縫い目の大きさの変動(厚い布が来ると縫い目が狂う)は気にしない。という前提なら家庭用の5万円台のでいけるのではないかと。

あと、初心者が職業用なんて難しいんじゃないの?という疑問が最初ありました。

でも実際は逆ですね。パワーあるし、ミシンの構造がしっかりしてるからサクサク縫えて至極快適。フネ選びにこの辺り似ている感じです。1艇目は大きさにビビり小型艇を選択しがちですが、実際のところ大きい船のほうが楽なのに似ています。

なので、初心者でも職業用は全く問題無いです。

ということで、Alcyoneさま、、ご参考になれば幸いです。

燃料フィルター交換

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去年の夏に燃料タンクのレベルゲージを修理した際、燃料タンクの中を覗いてみて「綺麗っちゃ綺麗。汚いっちゃ汚い」という微妙な状況を目の当たりにしました。
それ以来、フィルター大丈夫かな?と心配になっていたのですが、、、
面倒でそのまま半年経過。

今は寒いオフシーズンなので、狭いところに潜り込むには絶好のシーズン。

という訳で燃料フィルタ(レイコーの外部フィルタ)を交換。

P1040690
しっかし、まずエンジンルームから外すのに一苦労・・・狭すぎて工具が入りにくくって。

ベルトレンチで何とか外したはいいが、今度は湯水分離カップが外れない・・・。

手持ちのオイルフィルタレンチだと微妙に小さく嵌らず、大型ウオータープライヤーを取って来てようやく外れました。

さて外してみて驚き。

P1040691

な、なんですかぁ・・このスラッジは。ゾゾゾゾゾ。。。。よく航行中に詰まらなかったもんだ。交換しておいて正解でした。

その後、逆工程を辿って取り付けですが、、、これがまた大変。
プライミングポンプを幾ら押しても燃料が来ない。
やっぱり燃料フィルターの中に軽油を満タンにしてからフィルターを取り付けないとダメなようで・・・・。
かといって、ポリタンには軽油が空だし、夕刻すぎてマリーナは営業時間終了。
しかたなく、軽油配管外してホースから滴り落ちる燃料をフィルターの中に貯めて満タンに。。。とても時間が掛かってしまいました。

工具と燃料さえ用意しておけば10分程度の作業なのに都合3時間ほど掛かってしまいました。
やっぱ事前の用意が大切ですね・・・。bearing

備忘録:次回交換時、ベルトレンチ・ウオータープライヤ・ポリタンに軽油・じょうご・軽油受け皿用意

ごっつあんクルーズ

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午前中仕事をし、午後からマリーナに行ったら・・・

WO号が舫いを外されている最中に遭遇。

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一緒に行かない?とお誘いを受け、喜び勇んで至急着替えて乗船させて頂きました。

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今日は東京地方はこの冬初めての「冬日」で激寒です。

が、、、空は快晴、風もBest。寒さもなんのそので気持ちよい走りが楽しめました。

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普段シングルハンドの私は、大人数で乗ると「すげぇなぁ・・・」と感動します。
タッキングは一瞬で終わるし、皆が手分けしてフネを進めるから速度も違う。速い速い!

ヘルムスマンがクローズドホールドで舵を取りつつ、自分はジブのトリムさせてもらって・・・常にトリム取りながら走ると面白いですねぇ~。
うちの船と違ってセイルもいいし艤装もいいし、トリムするロープも一杯ついてて楽しい楽しい。

WO船長、是非また乗せてください。

出航・・・・容赦ない自然の驚異

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本日は免許とったばかりのTちゃんと、お隣のWO船長と一緒に、千葉県浦安マリーナまでクルーズを・・・。

しかし、前日から天気予報が非常に不穏。一時は中止にしようかと思ったのですが、「天気晴朗風強し」の予報に傾いたので出航を決めました。

復路は非常によい風の中、実に調子の良いクルーズになりました。

ただ、何故かオートパイロットのアクチュエーターが動きません。
でも本日は3名での運用だし、距離も片道2時間弱なのでオーパイ不用なので調査は後日に回すことに。

問題は帰りでした。

予報どおり風があがってきまして

P1040702
コンスタントに25kt吹く様になってきました。

ただ、東京湾最奥部での北風だったので波は全く無く風が強いだけなので激走できて楽しい感じです。

その代わりセイルはワンポンに縮小

P1040701
空は行きと随分と違い、段々と黒くなっていきます・・・一方、反対側の空は抜けるような青空が広がっています。どうも前線通過中の模様・・・・

P1040699
舵はTちゃんに任せ、私とWO船長はセイルトリムしつつ楽しい一時を・・・

が、、、益々風が上がってきます。

ついに30ノットを超え、、、

P1040708
最終的は35ktの数字もチラホラ見える始末。

でも気持ちの良い帆走であっという間にマリーナ近くまで戻ってきました。

セイルダウン。

が、、、、その際です。

ジブセイルをファーリングするも、風が強すぎてファーリングロープを引ききれない・・・。
風をジブから逃がす為にジブシートを緩めシバーさせたとき、ムチのようにジブシートが暴れました。そしてドジャーをドラムのように叩いた瞬間
「ベコン」
という音が。

P1040712
う、うわっ・・・・ドジャーのビニールクロスが割れました・・・・。
実のところドジャーを新調してまだ2航海目。寿命が短かったです・・・

(って、寿命じゃなくて私の使い方が悪いだけですね。反省)

しかしジブシートが叩いただけで割れるか、普通??と不思議に思いじっくり見ると、ボルトロープがレールから外れています。なんと強風でレールを脱線して外れた模様。
それと共にジブシートがムチの様に叩いてこの結果になったようです。

さて、、、どうやって直そうか・・・・宿題が出来てしまいました。

が、宿題は更に続いてしまいました。

今度は猛烈な風(多分35ktオーバー)でメインセイルが重くてファーリングできません。
普通は風に正対させシバーしてるときにファーリングロープを引けば簡単に入るのですが、、、、風が強くシバーが大きすぎて素手では無理という感じ。仕方なくウインチで巻き取り収納はしたのですが

P1040711

メインセイルのリーチの一部がシバーで破れてしまいました。。。。
宿題その2です。。。。

そうそう、、オーパイが突然謀反したんだっけ・・・宿題その3がありました。



出れば出るだけ宿題が増える困ったAdagioでした。(いや、船長の使い方が悪いだけ・・)


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